年の候で感じる心の健康
- ストレス
- 感謝
- 五欲
以上の三点が心の健康を保つ基本ではないかと思います。
ストレスとどう向き合う?
- 時間に追われないこと
昔から時は金なり(Time is money)と言います。
時間に追われるとストレスを感じます。 - 自分を否定しないこと
全ての人は何度も失敗をします。
しかし生きている時の失敗は正確には失敗ではありません。
その人が過ぎへ成長するための大切な教訓であり、いしずえです。
ですから沢山失敗した人ほど大きな階段(ステップ)を昇ることが出来るのです。
それが分かれば人から何を言われても気になりません。又失敗をした自分を
責める事も無くなります。
三歩進んで二歩下がるという歌が有りますがそれが出来れば大成功です。
散歩進んで四歩下がる、五歩下がることなどは何度もあります。
何も落ち込むことは有りません。いつか三歩進んで二歩下がることが出来た時、
今迄に無かった何か大きなものを得ることが出来るはずです。 - くよくよしないこと
何故くよくよするのでしょうか?
それは比較するからです。
人は人・自分は自分。貴方、私と同じ人は誰もいません。
色々なものを判断する基準(ものさし)も自分だけのモノです。
目に見える形あるものをはかるには基準となる物を用いてはかり、
トレーサビリティを確立るる必要も出てくると思いますが
生き物をはかるにはそんなものは何の役にも立ちません。
形や大きさ重さ味などが違っている。それは全て個性です。 - 規則正しい生活をすること
どれだけ科学が発達し、デジタル化が進もうとも人類の生態は変わらないと
思っています。
夜が明けて明るくなれば起きて用を足し、歯を磨き、顔を洗い、朝食を取り、
ウォーミングアップをして仕事を始める。休憩を取る。お昼になれば昼食を取り、
休憩し午後の仕事をする。日が落ちれば仕事を辞めて夕食を取り、入浴して眠る。
そして週に一度は休みの日を作り、自由に過ごす。
淡々と、粛々とこのルーティーンを繰り返す。これが出来れば大したものです。
平凡は非凡に通ず。良く言ったものです。先人の格言には頭が下がります。
感謝の心
ありがたいと感じる心を養うことではないでしょうか?
皆さん感謝の心って何だと思いますか?
私の場合はこの年になってようやく持てるようになりましたが
感謝の心はするものではないと思います。
気持ちのずっと奥から湧き出る感じるものだと思います。
「ありがとう」言葉にするのは大切な事です。
これは気持ちです。その時の心の状態だと思います。
しかし、この気持ちを常に持ち続けることは並大抵では在りません。
今、成功のまっただ中にいる。自信に満ちあふれている。そんな時は
自分が中心になって有頂天です。
そこから脱落した時はどうでしょうか?
競争原理が働き、ピラミッド形の社会では何かを追っているときは未だ良いのですが、
追われる身になるといつかは脱落します。
競争原理で動いている社会では、栄枯盛衰は世の習いです。
勝ち負けや目に映る物の豊かさで判断していては中々感謝の気持ちになることは
難しいと思います。全ての人には「五欲」が有りますから。
五欲とは
- 食欲
- 睡眠欲
- 性欲
- 金銭欲
- 名誉欲
人は皆生まれた瞬間から以上の五欲が養われてきます。
私が思うに、これは神様が人間に与えてくれた重い手かせ足かせでは無いかと
感じています。
全ての人は好むと好まざるとにかかわらず、この五欲を追求してそれらの
一つ一つを達成するごとに満足感を得て、生きていることを実感している
と思います。
動物には「食欲・睡眠欲・性欲」の三種は有りますが金銭欲と名誉欲は
人間だけに与えられた欲ではないでしょうか?
金銭欲も名誉欲も悪い欲とは思いません。
しかし集団生活をするにはあまり必要な欲とは思えません。
サルの集団を見てわかりますが「ボス」リーダーは必要だと思います。
それは群れを率いていく能力を備えたものに与えられた一種の役割であり
立場であって、言い換えれば船頭さんであり、外敵と対峙した時は
真っ先に対峙し命を掛けて集団の安全を守る。
非常に過酷な役割だと思います。